中小企業版SBT認定を取得しました
2025.05.19

長沼建設株式会社は、2025年4月付けで、国際的な気候変動対策の枠組みであるScience Based Targets initiative(SBTi)※1より、「中小企業版SBT認定(Science Based Targets for Small & Medium Enterprises)」※2を取得いたしました。

本認定は、温室効果ガス(Greenhouse Gas:GHG)の排出削減に関して、科学的根拠に基づいた目標を設定し、具体的に取り組む企業に対して与えられるものです。当社では、2030年までに自社が排出する温室効果ガス(Scope1及びScope2 ※3)を2024年度比で42%削減する排出削減目標を掲げております。今後は徹底した省エネ活動や高効率設備への更新、HVやEV車両の順次導入など、温室効果ガス排出量の削減の取り組みを全社一丸となって推進し、目標達成を目指します。
創業以来、当社は地域の皆さまとともに防府の街づくりを支えてまいりました。今後は、地球環境への配慮も含めた“持続可能な街づくり”を目指し、地域密着型の総合建設業としてできることから一歩ずつ取り組んでまいります。
※1 SBTi(Science Based Targets Initiative)について:
環境情報の開示に関する国際NGOのCDP、国連グローバル・コンパクト(UNGC)、世界資源研究所(WRI)、世界自然保護基金(WWF)の4団体が共同で設立した国際的なイニシアチブです。パリ協定目標達成に向け、企業に対して科学的根拠に基づいた温室効果ガスの排出削減目標を設定することを推進しています。
※2 SBT(Science Based Targets)について:
パリ協定(世界の気温上昇を産業革命前より2℃以上下回る水準に抑え、また1.5℃に抑えることを目指す国際合意)が求める水準と整合した、5年~15年先を目標年として企業が設定する温室効果ガス排出削減目標です。
※3 Scope1とScope2について:
Scope1は、自社で使用する燃料や事業活動による直接的な温室効果ガスの排出を指します。
Scope2は、他社から供給された電気・熱・蒸気の使用(購入)による間接的な温室効果ガスの排出を指します。
SBT認定通知書
当社の認定は、SBTi Target Dashboard(https://sciencebasedtargets.org/target-dashboard)の掲載リストでもご確認いただけます(“Naganumakensetsu”で検索してください)。
これからも長沼建設は、持続可能な社会の実現に向けてSDGsに取り組みます。